ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編/村上 春樹
2006年4月8日 読書村上春樹の作品は
読む度に印象ががらりと変わる。
* * *
『スプートニクの恋人』を最近読んだけれど
どうしても
この作品にそれと共通する 何か を感じてしまう。
“ある瞬間に失われてしまった 私の中の ある何か”
作中の言葉を借りればそういうことになるのだろうし
それは生きるために必要な情念 のようなものなのだろう。
* * *
行動を意識するか否か
無生物にも意思が存在すると見るか否か で
事象の 意味 が変化する。
…そういうこと?
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最近高濃度で本の虫。
どうせまた引っ越すのだから
あまり有形財は増やしたくないのだけれど。
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