いじめの時間/新潮文庫
2005年9月27日 読書
車校に持ってくる本ではなかったな、と反省。
いじめのあの独特な感じ、
どの作品も鮮やかなまでに思い浮かべられて苦しくなった。
それにしても
江国(国の字変換できない…)さんの感情描写の濃やかさは
いつみても本当にお見事!!
柳美里さんの作品は初めて読んだけど
私はすこし苦手かもしれない。
作家によって目線が違うっていうのを
すごく感じる本でした。
いじめのあの独特な感じ、
どの作品も鮮やかなまでに思い浮かべられて苦しくなった。
それにしても
江国(国の字変換できない…)さんの感情描写の濃やかさは
いつみても本当にお見事!!
柳美里さんの作品は初めて読んだけど
私はすこし苦手かもしれない。
作家によって目線が違うっていうのを
すごく感じる本でした。
追いつかれたくなかった
朧月の帰り道。
一生懸命に歩いた
穏やかで柔らかなあなたの3歩まえ。
逃げ切ったと思った。
でもやっぱり全部感づかれてた。
その証拠に
いつのまにか揃ってたね。
…私とあなたの、疲れたつま先。
朧月の帰り道。
一生懸命に歩いた
穏やかで柔らかなあなたの3歩まえ。
逃げ切ったと思った。
でもやっぱり全部感づかれてた。
その証拠に
いつのまにか揃ってたね。
…私とあなたの、疲れたつま先。
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一体
何処で道を間違えたんだろう と
思うことがある。
それを選んだのは
他の誰でもなく
私であるのに。
誰かのせいにしているうちは
前には進めないんだ、きっと。
* * *
そんなことさえ
言葉に表さないと認められない
自分の卑小さ。
何処で道を間違えたんだろう と
思うことがある。
それを選んだのは
他の誰でもなく
私であるのに。
誰かのせいにしているうちは
前には進めないんだ、きっと。
* * *
そんなことさえ
言葉に表さないと認められない
自分の卑小さ。
どうしようもなく寂しくなって
手元にあるリキュールで片っ端からカクテルを作る。
何かを作り出すのは
心地よいもの。
たとえ涙と毒とでアタマがグルグルしててもね。
手元にあるリキュールで片っ端からカクテルを作る。
何かを作り出すのは
心地よいもの。
たとえ涙と毒とでアタマがグルグルしててもね。
Tea For Two.
2005年9月16日 日常暴走しそうな感情を殺すのは
もう慣れきった行為。
ただにこやかに微笑むだけで
コロリと騙される人たち。
私は強い女だから
そう簡単には泣きません。
ごめんあそばせ。
もう慣れきった行為。
ただにこやかに微笑むだけで
コロリと騙される人たち。
私は強い女だから
そう簡単には泣きません。
ごめんあそばせ。
気付かせないという配慮。
気付かれないという孤独。
* * *
今日のお酒は
久しぶりに心地よいもので
あなたと歩く帰り道は
秋風がとても優しかった。
…こういうの、駄目だわ私。
気付かれないという孤独。
* * *
今日のお酒は
久しぶりに心地よいもので
あなたと歩く帰り道は
秋風がとても優しかった。
…こういうの、駄目だわ私。
“ココロを開いて下さっているんだ”って
ほんのちょっとでも自惚れてしまった。
ねぇ
あなたにとっての私は
危なっかしくて放っておけない女の子?
彼と私の、15年。
考えられない。
…貴方とそんなに離れているなんて。
ほんのちょっとでも自惚れてしまった。
ねぇ
あなたにとっての私は
危なっかしくて放っておけない女の子?
彼と私の、15年。
考えられない。
…貴方とそんなに離れているなんて。
触れられたくなくて羽織ったの。
くるくるくるくる。
でもいつの間にか
心(しん)がどこかなんて分からなくなっていて
羽織はどこまでも優しくぴっちりと纏わりついていて
小さな無私(むし)を匿う隙間さえ
残されていない。
一枚脱ごうとするだけで
他の肌まで張り裂けそう。
…ねぇ、わかる?
☆shima様☆
リンクを張らせていただきました。
くるくるくるくる。
でもいつの間にか
心(しん)がどこかなんて分からなくなっていて
羽織はどこまでも優しくぴっちりと纏わりついていて
小さな無私(むし)を匿う隙間さえ
残されていない。
一枚脱ごうとするだけで
他の肌まで張り裂けそう。
…ねぇ、わかる?
☆shima様☆
リンクを張らせていただきました。
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目を背けていた核心を
奥深く抉られるような指摘をされると
ショックを受けるというよりむしろ
すとん と全て受け容れてしまう。
なんだ そうだったのか と
認めずには居られなくなる。
そんな
君のやさしさ。
奥深く抉られるような指摘をされると
ショックを受けるというよりむしろ
すとん と全て受け容れてしまう。
なんだ そうだったのか と
認めずには居られなくなる。
そんな
君のやさしさ。
優しさゆえの残忍さ。
2005年8月25日 恋愛“愛する人に本当のことを言われるよりも
騙されているほうがまだ幸せなときがある。”
ラ・ロシュフーコー
…たぶん、こういうことなのでしょう。
騙されているほうがまだ幸せなときがある。”
ラ・ロシュフーコー
…たぶん、こういうことなのでしょう。