千里眼。

2005年11月26日 恋愛
皆分かっているのね。
あの人が何かを背負っていること。

啓示。

2005年11月25日 日常
熟考を重ねた上での選択ならば
その決定に偽りはない。

安易な考えで先に進むよりは何もせず機を窺うほうがいい。

考え抜いた末の答えなら
己に忠実に、誠実にその意思を最後まで貫けるだろう。

      *      *      *

歳を
経験を重ねるというのは
選んだ道の先にあるものと自分の望むものとの
誤差が少なくなること。

大人になるとは
己と向き合い、自分を知るようになること。

      *      *      *

…是が今の私の思考。

デカルトに傾斜し過ぎかな。
初めからデカルトに似た懐疑を持っていたのかもしれないけれど。

欲求。

2005年11月24日 日常
香りに惹かれ堕ちゆくこの身を
正しいと思えばこそ
微愛美(微笑み)が零れる。

もう摩滅する恋はしない。
自分の気持ちは偽らない。
この道に後悔はしても間違いはない。

白。

2005年11月23日 日常
何もしない。

何かすることで前に進む私だけど
今回ばかりは何もしない。

それが漸進になるって分かったから。

収穫祭。

2005年11月22日 日常
 ずっと
 大人っぽいねって言われてきたんです。
 でも貴女とお話して
 私なんかまだまだじゃんって思って…。
 
 私はズルズルと決着つけないままに進んでしまって
 いつの間にか最初に悩んでいたことを忘れてしまう。
 だから同じこと繰り返しちゃうんですよ。
 貴女は、私のそういうの全てお見通しなんですよね。
 お話してると、ホントすげぇって思っちゃう。
 ズバリ当てられちゃうから。

 私無理してでも貴女についていきます!
 絶対ついてく!!
 貴女にならついていけるもん。

      *      *      *

スタンスが違いすぎて
話しても対話が成り立たなくて。
決定的な出来事があってからは対等に話すことすらなかった女性(ヒト)。

それでも最近ようやく前を向いて歩き出したかな?

そう思って見ていたのだけれど
仕事上がりのお酒の席で彼女から上記のようなことを言われました。

      *      *      *

私は立ち止まって考え過ぎる傾向があって
その一方で
自分が成長できるチャンスがあったら後先考えずに飛び込むところもあって。

だから
恵まれた環境に安住して何にも考えずにのらりくらりで
それでいて
自分が成長できないのを環境に責任転嫁している人を見ると
どうしようもなく苛々してしまうところがあって。

      *      *      *

成長するには
立ち止まって
目標となるものや今の自分のことを確認する必要があるのは確か。

でも
考えたく無いから考えないようにしている人にまで
考えること
立ち止まることを強要してしまう。
それはとてつもなく暴力的なこと。

      *      *      *

“逃げ続けて苦しくなるのは自分だよ”

自分を偽る彼女に
かつてぶつけてしまった言塊(げんかい)。

      *      *      *

いつかその意味が彼女の中で花開けばいい。
そう思ってはいたけれど

ずっと引きずってた。
そうした自分の正義で
周りを傷つけていくしか出来ない自分が嫌だった。

      *      *      *

どんなに頑張ったって他の誰かにはなれない。
だからその人の悩みを肩代わりする事なんてできない。

私に出来るのは
立ち止まらせて考えさせることだけ。
自分の中に在るであろう
答えに目を向けるようにサポートするだけ。

完璧になんてできない。
私だって普通の人間だから。
だけど
彼女に言われたこの言葉
生き方認められたみたいな気がしてとっても嬉しかった。
…自惚れとも思うけれど。

      *      *      *

遅咲きながらも
すっきりと開いた花弁を見ると
強すぎる太陽(エネルギー)も無駄ではなかったようす。
久しぶりに楽しい夜でした。

誇毒(こどく)。

2005年11月21日 友達
自分の性格に依る荒業を。

喉元に突きつけたナイフで切り刻むのは
寧ろ己の首かもしれない。

スイッチ。

2005年11月20日 日常
オンとオフを使い分ける。
案外私はそれができない。
…というかオフの精神にオンのメンタルを持ち込んでしまう。

やっと気付いたこの事実。

進歩。

2005年11月19日 お仕事
最近考えていた、なんとなくすっきりとしないこと。
このまま溜め込みたくないから吐き出します。
ご不快に思われた方
軽く流してくださって構いません。

      *      *      *

知人に大学中退するか否か悩んでいる方が居ます。
私が入学してからの3年間
その方は4年生であり続けました。

精神的に混乱すると
勉強はおろか人と会うのもままならないもの。

高校を登校日数でいうと半分で卒業した私です。
出席しないから授業も分からない。
授業が分からないから出席しない。
どんどん追い詰められてゆくからどんどん殻に籠る。
人に会わないから刃は己に向けられる。
行き場が無いからその切っ先はさらに鋭くなる。
精神はどんどん壊れてゆく。
…その重苦しいサイクルは、私なりによく分かります。

      *      *      *

もちろんその一方で
課題をこなし卒業していく人たちも大勢います。
果敢に論文に取り組むわけです。

それでも論文ですもの。
その道が優しくあるはずもなく、順調組でも愚痴ります。

  “5年は流石にヤバイから”
 
      *      *      *

そこまではいいんです。仕方の無いことでしょうから。
問題はその後の上記のセリフへの返答。

  “じゃあ、あの先輩はどうすんですか?”

      *      *      *

返答主は何気なく返したのでしょうね。
引き合いにだすことで励ますつもりで。

でも
その先輩の状況を知っているなら
冗談でもこんなこと言うべきじゃなかった。
この文字の羅列から読めるのは
侮辱、のような気がする。

      *      *      *

その方が今どういう心境で居らっしゃるのかは存じません。
人伝に聞いただけで

もしかしたら
それなりに穏やかな暮らしをされているかもしれません。
それに私がこんなこと言うのもとてもおかしなことでしょう。

      *      *      *

ただ
その返答主は
もしかしたら福祉を学んでいる方じゃないか。

…そういう不安がアタマを過るから引っかかるわけで。

もしその推測が当たっているなら
彼女は2年前と何ら変わっていないことになるんじゃないか。

      *      *      *

みんなココロの何処かを病んでる現在(いま)
何がタブーで何がセーフかなんて分からない。

でも
その心奥の裏の裏まで読み取る配慮が
弱っている人に接する、「福祉」には必要なんじゃないか。

      *      *      *

私は福祉を学んだことはありません。
だから
貴女の考えは甘すぎる、と言われても仕方がないでしょう。

それに私もよく
ココロの地雷をうっかり踏んでしまうから
ホントはこんなこと言うべきじゃない。
実際
こんな独毒しいものを吐いた後凹むのはよくあることですし。

      *      *      *

それにしても
ちょっと立ち止まるくらいの余裕は欲しい。
暴走する福祉なら
癒しを求める者にはきっと必要ない。

かく言う私も
暴走しているからこんなこと思うのだろうけれど。
―Ciseaux cigogne (コウノトリのはさみ)
 アルザスには、
 花嫁衣裳は若い娘たちが作るという習慣がある。
 アルザスのシンボルにもなっている
 コウノトリは幸せの使いであり、
 彼女たちが使うはさみはコウノトリの形をしている。

      *      *      *

友人からの贈り物第二弾。
引用したのは
陶器に絡めてフランスの各地方を紹介したページの素敵な一節。

      *      *      *

カフェオレボウルって
いつもクロワッサンと共にある
温かな朝のイメージだったのだけれど
よくよく考えてみたらこれもまた歴史のある陶器。

大好きな清水焼に似たもの。
織部に似たもの。
古伊万里のような印象的なもの。

色とりどりのbol(ボウル)を見ていたら
どうしようもなくソワソワしてしまった。

      *      *      *

素直だったり一癖あったり。

生活の一部としての器。
そんな論文も面白いかも…?

営業中。

2005年11月18日 お仕事
自分では
そんなことない って思っているのに

傍からは
危なっかしくて見ていられない

そんな生き方をしているらしい。

      *      *      *

周りに気遣いをさせてしまうのは
私が弱いからなんだろう。

なかに止(とど)めて擱(お)いているつもりでも

結局
全部表に出てしまっているということだから。

      *      *      *

背中に受ける視線。
そこから感じとれる気持ち。

私は平気です。
もう子供じゃないから。

距離。

2005年11月17日 恋愛
腕の中。
夢か現か。
「もしかしたら、手や足のほうが正直で、
 あたまだけが、
 おまえのすることにさからってるのではないのかね?」

      *      *      *

親友から届いた素敵な贈り物。
そのセンスにはいつもほんとにドキリとさせられる。

      *      *      *

オンナノコではなく、オンナ。

その変貌を遂げたとき
初めて女は大人になれる。

それはきっと
相手を通して自分と向き合えたときなのだろう。

      *      *      *

踊りたいけど踊れないのか
踊りたいけど踊りたくないのか。

ホント
“女のからだは お城です”ね。
貴方のことが好きだよ。
ホント、今更だけど。

道はたぶん
もう交わることはないだろう。
それは私がよく知ってること。

また新しいものさがせたら って心底おもうけど
私は俟(ま)たないオンナだから
立ち止まったりはしないよ。
待ったりしない。

追いつけるかどうか。
そんなペースで歩きます。

これが私の生き方(スタンス)ですから。
言の葉飲み込み重ねる唇、水の味。
“あまり楽な生き方ではないですけれど、
 自分が納得するために己と闘うという生き方があってもいいじゃないですか”
             ―――柔道家・山下泰裕

99shopで見つけ何となく手に取った。

買ってから
今の自分の危うさが如実に現れているようで少し凹んだりしたけれど
こういう類の本、すなわち
文字化されたものを見て納得するのは
頭では理解出来ていても認識できていないことの表れなんだな、と思う。
 
自分を好きになる って
自分に自信を持てるようになる ってこと。
そういうことなのだ。

幸福論。

2005年11月12日 日常
 
あなたにとっての幸福とは 

なんですか?
 
 
 

ペンキ塗りたて。

2005年11月11日 恋愛
気付いた時には手遅れだった。
最後のチャンスに気付けなかった。

今の私にできることは
全てを受け容れることだけ。

ホント、馬鹿。

蜂蜜。

2005年11月10日 恋愛
揺鍵(リング)。

どうせなら
一緒に堕ちる?
受け入れるかどうかは

貴方次第。

緑の風。

2005年11月10日 恋愛
何も考えないようにすればするほど
孤独になろうとすればするほど
他者を巻き込む求心力。

      *      *      *

自分が本当はしたいこと。
でも
私の最高善のためには捨てなければいけないこと。

妙に冷静に見られるだけ
そのジレンマを突きつけられ混乱する。

      *      *      *

誘いの手に牽かれるべきか否か。

駆け引きがこれほど難しいと感じたのは
此れが初めてかもしれない。

親権。

2005年11月9日 恋愛
他の誰でもなく
貴方に聞いて欲しかった。

差し伸べてくれる手々に縋りつき
どうにか支えていたけれど

貴方と話がしたかった。

      *      *      *

優しい嘘も見抜けない。

ただ
零れ雪崩れ落ちるまま
言葉を紡ぐしかできない。

だけど

久しぶりに
理性の届かない心奥で詩(うた)を謡ったような気がする。

      *      *      *

もう元には戻れない。

私が私であるために
もう元には戻らない。

それでもやっぱり
傍に居て欲しいのは
他でもない貴方。

そんな自分に心底嫌悪。

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