嵐。

2006年4月20日 日常
戦闘態勢。
警戒態勢。

私の中の私にスイッチが入る。
身体は素直。

内なる声を聞いてあげよう。
もう誰も殺さないように。
自分で決めたことには
万事において一生懸命。

情に厚いようで
深奥ではかなり冷静。

私って、不思議ね。

風。

2006年4月17日 恋愛
何気ない言葉。
さり気ない心遣い。

彼の詞(ことば)。
何故こんなにも柔らかいのだろう。

      *      *      *

日本で出逢った誰よりも
日本らしい優しさ。

惹かれる。

夜の桜みたいな不思議な引力に
目が反らせなくなる。

      *      *      *

蒼い炎を抱え
嵐を纏う貴方には

強がりも
弱音も要らない。
有りの儘で 真っ直ぐに向き合おう。

 
愛とか恋とかいう無形の情(思い)に流されることなく

ただ純粋に愛しい

…そう思うよ。
ひらリ舞うを捕え
開いた掌に見る春の終わり。

桜色の夜気の中
柔らかな蒼に乗り帰路を辿る。

      *      *      *
 
いつからか色褪せた愛情。
興味さえ薄れてゆく現在(まいにち)。

      *      *      *

魂が揺らぐほどの艶なる縁。

夜の華のような
漆黒の闇に閃く剣のような。

 
冷ややかで儚げ

そんな恋がしてみたい。

吐き気。

2006年4月15日 日常
胸に痞える何か。
酔いと共に流し込めたら。

雨。

2006年4月14日 恋愛
強いお酒に浮かぶは
苦い思い出ばかりで

そんな夜に想うは
儚げな三日月だったりする。

 
ひらり舞う花びらに
届かぬ想い。

このまま散り行け。
思うが侭に。
 

こんな本が出てくるようになったら
御終いだよね

って思っていたけれど

 
…ちょっと反省。

気配。

2006年4月11日 お仕事
一喜一憂。

こんなにドキドキするのは
どこか恋愛に似ている。
 
 
書かれていることは単純だ。

でも
どれだけ実行出来ているか把握するのは難しい。
 
いまのわたしにもとめられていることはたぶん

強くなること

それだけだ。

粉薬。

2006年4月9日 日常
前を向くには力が足りず
後退するには勢いが有り余る。

      *      *      *

考える時間が欲しい。
私が何者であるか
きちんと向き合う時間が欲しい。

私がわたしであること。
その意味を

気休めでもいいから自分の中に持って居たい。

      *      *      *

沢山の人が
私の中に答えを求める。

私の理解の範疇を超えることに対しても要求される
何かしら形ある答え。 

そこになにが在るというのだろう。

      *      *      *

私は己のためにここに居るのか
それとも
誰かの通過点としてここに居るのか。

      *      *      *

止まりたい。
留まりたい。

自分が流れ出して損なわれそう。
 
なんだかどうにも遣る瀬無い。

それがこの本によるものなのか
自分の置かれるこの状況によるものなのか。
 
 
今この瞬間にも意味は生まれ
そして同時に失われてゆく。

そんな気がした。

情念。

2006年4月9日 恋愛
願いにも等しい
長い 長い夢を見た。

これはゆめ?

そう思った時
あなたのあしおとで目が覚めた。

 
自分の直感を
これほど恐ろしく感じたことはないかもしれない。
  
 
村上春樹の作品は
読む度に印象ががらりと変わる。

      *      *      *

  
『スプートニクの恋人』を最近読んだけれど

どうしても
この作品にそれと共通する 何か を感じてしまう。

 “ある瞬間に失われてしまった 私の中の ある何か”

 
作中の言葉を借りればそういうことになるのだろうし
それは生きるために必要な情念 のようなものなのだろう。

      *      *      *

行動を意識するか否か
無生物にも意思が存在すると見るか否か で
事象の 意味 が変化する。

…そういうこと?

      *      *      *

最近高濃度で本の虫。

どうせまた引っ越すのだから
あまり有形財は増やしたくないのだけれど。

お土産。

2006年4月7日 日常
孤独。

全ての人に必ず訪れるそれは

万人に平等だ。

答えなき手紙。

2006年4月6日 恋愛
ねぇ。

終わりを見ていたから
愛し(かなし)かったんだね。
この本を
友人に贈ったのは3年前?

人に薦めておきながら
どうしても恋愛から距離を置きたいがために
自分からは遠ざけてた。

そんな 『東京タワー』

      *      *      *

“女は年をとるにつれて無邪気になるのだ。”

とか

“待つのは苦しいが、待っていない時間よりずっと幸福だ。”

とかいうフレーズに交えて

“缶づめのイワシみたいにならんで横になったまま”

なんて入れてしまう彼女らしさ。

激しい感情のもつれるベッドシーンも
どこか柔らかく感じられる気がする。

      *      *      *

「食事をしてはげた口紅は、ぬり直せばすぐに元に戻るの。
 でも、こうやってとれた口紅は
 ぬり直そうとしてもなかなかつかないのよ」

…なるほどそうね。
気付かなかったわ(苦笑)。
話題になったあの頃から
文庫に落ちるまで待ってた本。

書店で見つけて即買いしてから
手に取るまで、さらに半年。

ようやく読めました。

      *      *      *

 “自分以外の人間は皆自分とは違うという
  わかりきった真実を経験したことがあるか”

      *      *      *

一人で置いていかれる。

 
それを   「壊れる」感覚。   

 
という桐野氏。

 
 
正直、泣きそうになりました。

 
この人は全て視って(しって)いるんだな って
そう感じたから。

      *      *      *

今まで忙しくて読めなかったことに
なんだろう

誰かの「意図」が働いているような気がする。

読んだのが 今 でよかった。

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