今年は一人
見に行こうかと思っていたけれど
忙殺されたこの身体と
ふわふわ漂うこのココロでは
何を想うかわからないので止めました。
* * *
今の私は
自分の脚で何処にだっていけるのに
前に進もうか
このまま今しばらく漂流しようか 決めかねているのです。
待ち続ける気はありません。
思い描く明日を待ちはするけれど
立ち止まったりはしない。
それが私だから。
* * *
今年の桜花に抱くのは
果たして希望か絶望か。
そろそろ笑って見上げたいものです。
見に行こうかと思っていたけれど
忙殺されたこの身体と
ふわふわ漂うこのココロでは
何を想うかわからないので止めました。
* * *
今の私は
自分の脚で何処にだっていけるのに
前に進もうか
このまま今しばらく漂流しようか 決めかねているのです。
待ち続ける気はありません。
思い描く明日を待ちはするけれど
立ち止まったりはしない。
それが私だから。
* * *
今年の桜花に抱くのは
果たして希望か絶望か。
そろそろ笑って見上げたいものです。
彼女の作品に初めて触れたのは学校の教科書だった。
(確か小学校の高学年だったと思う。)
向田邦子さんの『眠る盃』というエッセイの一節と知り
昼休み「向田…向田」とぶつぶつ唱えながら図書館を歩いた。
そんな自分が目に浮かんで
気まぐれに行った古本屋さんでつい買ってしまった。
* * *
「字のない葉書」。
疎開が決まった末娘のために父親が書いた手紙。
その不器用な中にある父親の温かさ。
子供ながら
父に似たお父さんだな、と感じたお話。
* * *
10年ぶりに再び手にした本。
なのに
自分がその時どんな気持ちで読んでいたのか鮮明に思い出せる。
私は本の虫だった。
こういう本から学んだものが今の私を支えている。
本が私の原点かもしれないな、なんて思った。
(確か小学校の高学年だったと思う。)
向田邦子さんの『眠る盃』というエッセイの一節と知り
昼休み「向田…向田」とぶつぶつ唱えながら図書館を歩いた。
そんな自分が目に浮かんで
気まぐれに行った古本屋さんでつい買ってしまった。
* * *
「字のない葉書」。
疎開が決まった末娘のために父親が書いた手紙。
その不器用な中にある父親の温かさ。
子供ながら
父に似たお父さんだな、と感じたお話。
* * *
10年ぶりに再び手にした本。
なのに
自分がその時どんな気持ちで読んでいたのか鮮明に思い出せる。
私は本の虫だった。
こういう本から学んだものが今の私を支えている。
本が私の原点かもしれないな、なんて思った。
新しい世界は待ってるだけじゃ訪れない。
待ってるだけじゃ強くなれない。
誰かの温かな手を待っていたって
きっと救われない。
自分から波を起こさなきゃ。
私は
いつだって後悔なんてしたくない。
待ってるだけじゃ強くなれない。
誰かの温かな手を待っていたって
きっと救われない。
自分から波を起こさなきゃ。
私は
いつだって後悔なんてしたくない。
ご卒業おめでとうございます。
私の大学生活は
あなたに出逢ったことから始まったようなものですから
なんだか
私の中でも一つの終わりを迎えた気がして
胸がキュッとします。
4月からは
少し離れてしまうけれど
もし壊れそうになったら躊躇わずに呼んでください。
(でも できれば早く 甘えられるヒト見つけてね。)
これから歩くその道が
実り多きものでありますように。
私の大学生活は
あなたに出逢ったことから始まったようなものですから
なんだか
私の中でも一つの終わりを迎えた気がして
胸がキュッとします。
4月からは
少し離れてしまうけれど
もし壊れそうになったら躊躇わずに呼んでください。
(でも できれば早く 甘えられるヒト見つけてね。)
これから歩くその道が
実り多きものでありますように。
2年前。
全てはここから始まった。
そんな単純なことさえ忘れていて
脆く儚げな横顔の印象に
そっと手で触れてみたくなる。
* * *
何があったか知らないけれど
丸ごとあなたを受け容れましょう。
宿り木を求めているのなら
それが
ワガママだった私にできる、せめてもの償いだから。
* * *
砂漠で逸(はぐ)れた子供みたいに
月を見上げる頼り無い背中。
誰かどうか
このヒトを救って欲しい。
私では 力不足だから。
全てはここから始まった。
そんな単純なことさえ忘れていて
脆く儚げな横顔の印象に
そっと手で触れてみたくなる。
* * *
何があったか知らないけれど
丸ごとあなたを受け容れましょう。
宿り木を求めているのなら
それが
ワガママだった私にできる、せめてもの償いだから。
* * *
砂漠で逸(はぐ)れた子供みたいに
月を見上げる頼り無い背中。
誰かどうか
このヒトを救って欲しい。
私では 力不足だから。
優しい瞳に堪えられず
零れてゆく柔らかな涙。
触れちゃいけなかった。
口にしてはいけなかったのに。
* * *
カラダに刻まれた記憶。
何も介さず感じる本能に
安らぎにも似た刹那(切な)さを感じてみたりする。
* * *
どろりと落ちる彼の跡。
混じる私の性の証。
いっそ何か生まれたら、何か変わるのだろうか。
そんな変化
まだ望みはしないけれど。
零れてゆく柔らかな涙。
触れちゃいけなかった。
口にしてはいけなかったのに。
* * *
カラダに刻まれた記憶。
何も介さず感じる本能に
安らぎにも似た刹那(切な)さを感じてみたりする。
* * *
どろりと落ちる彼の跡。
混じる私の性の証。
いっそ何か生まれたら、何か変わるのだろうか。
そんな変化
まだ望みはしないけれど。
強がりだとわかっているけれど
我侭を言ったって
届かないし叶わないのも知ってるから。
泣いたって
蹲ったって
誰も援けてなんてくれないんだから。
気付いてる。
知ってる。
分かってる。
でも どこかで祈ってる。
我侭を言ったって
届かないし叶わないのも知ってるから。
泣いたって
蹲ったって
誰も援けてなんてくれないんだから。
気付いてる。
知ってる。
分かってる。
でも どこかで祈ってる。